小学部の体育は、秋から講師3名で、
より個別対応に近い形で全員を見ることを目的に授業を進めています。
全体のまとまりや一人ひとりの体力など、
まだまだ課題はありますが、
それぞれが能力に応じて運動に取り組んでいます。
体育祭の練習は、
行進がとても上手にできたので本番を期待していたのですが、
残念ながら雨天で中止となってしまいました。
でも、この体育祭の練習以来、
皆の整列やあいさつがとても上手になったような気がします。
写真は、近くの公園で鉄棒をやっているところです。
逆上がりが一人でできる子がいる反面、
低い鉄棒にお腹を乗っけるのが精いっぱいという子もいます。
鉄棒や床運動などの体操種目は、
児童によって好き嫌い、
および能力が分かれるので、
全員で楽しむのはなかなか大変です。
けれども、鉄棒が苦手で投げ出そうとする女の子に、
「〇〇ちゃんがんばれ―！」と
声援を送る男子たちの姿はけなげで、
私たち教員も心が洗われるようでした。
この日はほかに、
ドロケイ（2チームに分かれてやる鬼ごっこの一種）で、
子どもたち全員が公園中を走り回りました。
皆のスタミナの前に、教員3名は息も絶え絶えとなりました。
彼らの笑顔が絶えない楽しい授業にするために、
これからも彼らと共に走り続けたいと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　　小学部体育担当Ｎ