勉強が苦手な理由
2014年9月24日
勉強には、本人の意欲が
一番に大切になってくると思いますが、
バンブー教室でお預かりしている子どもたちの場合は、
勉強に対する気持ちの問題が
学力不振の原因としてとても
大きな要因になっていると思います。
よく使われる「できないのではなくやらないのだ。」
という言葉は、
バンブー教室の子どもたちにも
当てはまる言葉です。
もちろん、
集中力や継続性に欠けている特性や、
認知の偏りが
起因していることもあると思いますが、
学習の無気力性が大きな問題なのです。
その背景には、
彼らの能力に合わない課題を
何の配慮もなしにやらされて、
できないことを咎められ、
できない原因を探求しないまま、
課題の難易度だけ下げただけの教材を使いながら、
学習時間を多く費やす今までのやり方では、
できるようになるはずがありません。
イメージが湧かず、
概念的な理解ができない生徒には、
根本的に同じ問題を
何度も繰り返し提示されているのと
同じです。
その背景には、
彼らの能力に合わない課題を
何の配慮もなしにやらされて、
できないことを咎められ、
できない原因を探求しないまま、
課題の難易度だけ
下げただけの教材を使いながら、
学習時間を多く費やす今までのやり方では、
できるようになるはずがありません。
イメージが湧かず、
概念的な理解ができない生徒には、
根本的に同じ問題を
何度も繰り返し提示されているのと同じです。
挙句の果てに、
頭ごなしに
「なんでこれが分からないの。」と
先生に叱られた経験があれば、
「もう勉強するのはいやだ。」と
投げやりになるのは当たり前のことです。
もともと苦手なことや嫌いなことに
「果敢に挑戦する」ことが
できない子どもたちです。
好き嫌いを
はっきりと分けてしまう子どもたちなので、
嫌いなものは
一切口にしないのと同じように、
勉強を一切取り組もうとしなくなります。
そんな性格の子どもたちに
「夏休みだから夏期講習を受けなさい。」と
保護者が促したところで
首を縦には振らないでしょう。
だからこそ、
バンブー教室の生徒の皆さんが
「夏期講習も挑戦してみよう、
または、
勉強以外に苦手な教科に挑戦してみよう。」と
思ったことが、
何よりも大切なことなのだと思うのです。
『バンブーだより9月号
学園長コラム ~可能性の扉~』より抜粋