夏期講習「eスポーツコース」について
2025年7月15日
「eスポーツ」という言葉は、インターネットの普及により、電子機器を使ったゲーム上でのスポーツ競技対戦が盛んになった状況を背景に、2000年ごろから使われるようになりました。
それ以降フランスや中国、韓国などeスポーツの大会が世界各国で開催され、注目を集めてきました。
日本ではまだ「eスポーツはスポーツではない」ととらえる人が多い中、世界的にはeスポーツをスポーツと見なす流れが強まっています。
IOC(国際オリンピック委員会)は、2017年にeスポーツに本格的に取り組んでいる競技者は伝統的なスポーツ選手に匹敵するとして、eスポーツをスポーツ活動と捉える公式声明を出しています。
eスポーツは、競技としての魅力だけでなく、キャリア形成にも大きなメリットがあります。高度な反射神経や判断力が求められるだけでなく、チームワークやコミュニケーションスキルも自然と身につきます。
発達性協調運動障害(DCD)は、身体機能に大きな問題がないのに極端な不器用さが目立つ発達障害であると言われています。運動の苦手さなど粗大運動の困難さも、特徴として持っています。そんな子どもたちも気軽に取り組むことができるのもeスポーツの良さです。
これなら認知機能の凸凹のつまずきを補うことができるので、視空間の認知機能の弱い人でも気楽に楽しめることができるのです。
高い凸の能力の強みを生かして取り組みながら、伸ばしましょう。能力の凹んだ弱みをカバーすればもっともっと生きやすくなるはずです。そんなコースがeスポーツコースなのです。






