5月25日火曜日、農業体験の一環として大学部のじゃがいも掘りが行われました。田植えと同様、昨年は新型コロナの影響で実施できませんでしたが、今年は好天にも恵まれ、無事に開催することができました。

当日は強い日差しが降り注ぎ、夏のような暑さとなりました。生徒たちは眩しさに目を細め、汗を拭きながら作業に取り組みましたが、土をかきわけ、大ぶりのじゃがいもがごろごろと顔を出すと、たちまち笑顔となりました。暑さも忘れ、楽しんで作業を行うことができたようです。今年は特に、例年と比べて大きなものが多く、収穫したじゃがいもを1箇所に積み上げるとなかなか壮観でした。

自分たちで掘ったじゃがいもは、お土産として持ち帰ることができました。早速その日のうちに味わった生徒もいたようで、翌日満足そうな笑顔で報告してくれました。収穫の過程を自分たちの手で体験することで、普段何気なく口にしている食材への見方が変わったり、ありがたみに改めて気づいたりと、生徒たちにとって良い経験になったなら幸いです。

大学部担任　大岡