子どもたちの5月病について
2026年5月1日
春先は精神的なバランスが崩れ、精神的な不安定さが助長しやすいのもこの時期でもあります。一般的な「5月病」というと新入社員のサラリーマンや大学生の新入生などにみられる新しい環境に適応できないことに起因する精神的な症状を指していました。
ゴールデンウイーク明け頃から毎日の生活にやる気をなくしてしまう状態が続くことで、医学的には適応障害や気分障害、鬱(うつ)と診断されるような症状です。症状としては、いらいらすることが多くなったり、学校に行くことが億劫になったりすることがあります。「不安」「焦り」「憂鬱さ」が強く感じるようになることもその一つです。ですが診断名の基準は症状とは違います。それぞれのお子様にそれぞれの困り感があるのと同じようにそれぞれ違った体調不良の理由があります。不登校の理由も同じようにひとり一人に違った理由があるのです。不登校と言ってその理由を限定したりせずに一人ひとりのお子様に寄り添う姿勢が大切だと思います。
5月病で言うと「朝、なかなか起きることができない、夜眠れない、食欲がない、頭痛、めまい」などの症状があります。タイプ的に言うと真面目で完璧主義的な性格で、自分で早く環境に適応したいと頑張る気持ちが強い人ほど、期待していた新生活のギャップに落ち込んだり、必要以上に頑張りすぎたりして緊張が強くなり、モチベーションが継続できなくなる傾向にあるようです。そうならば、『中1ギャップ』『高1クライシス』は、「五月病」と同じような症状であり、会社に行けない、行きたくないという社会人の気持ちと子どもたちの気持ちは同じだと考え、予想できる不登校に慎重に対応していく必要があると思っています。





