自然学園では、11/1（土）と11/2（日）に自然学園の学園祭である「思いやり収穫祭」を行います。さらに、2日目の11/2（日）14：00から本校の卒業生を招き、特別講演会として、『不登校からの脱却』というテーマでシンポジウムを開催いたします。

文部科学省が公表した統計によりますと、昨年度、全国の小中学校で30日以上欠席した不登校の児童・生徒の数は約34万6482人になります。前年度から47,434人（15.9%）増加し、増加は11年連続となっていて、初めて30万人を超えたそうで大きな課題となっています。その理由の大半に「不安・無気力」が挙げられており、大きな要因として「学力不振」や「人間関係の問題」が考えられています。本来持っている特性から上記のような「学力不振」や「人間関係の問題」が引き起こされているがゆえに、どんなに努力して注意を払っていても同じ失敗をしてしまったり、何度も指導をされたりするので自信をなくしてしまい、頑張っても無駄だと諦めてしまっていることが大きな原因だと推測されます。

そこで、本校では、卒業生の実体験を聞きながら不登校から立ち直るための鍵を皆さんと一緒に考えていければと思っています。彼らがどんな経験を今までしてきたのか、その時どんな気持ちを抱えて過ごしていたのかを聞かせてもらい、それをどうやって克服し、だれの支えが道標となったのかを伝えてもらいたいと考えています。

苦しい時期を乗り越え、今生き生きと社会人として過ごしている彼らの体験談が、今学校に行くことが苦しくて悩んでいるお客様の助けとなるようなシンポジウムにしたいと考えていますのでぜひともご参加いただければと思います。