新学期のスタート
2025年1月17日
自然学園高等部の始業式が1月8日(木)にあり、3学期がスタートしました。
3年生大方の進路が決定し、*一般的就労として企業に内定している生徒が多く、一般的就労を希望している生徒は、ほとんど企業に行くことが決まっています。皆さんよく頑張りました。2年生、1年生は学力考査が待っています。
以下が始業式で私が話したことに一部を抜き出して掲載しました。
『一般には思春期はアイデンティティが確立される時期であり、自分が自分であることや他者や社会から認められるという感覚が芽生える年齢であると言えるでしょう。そのようなことで言うと自分の現状を踏まえながら自分の適性に合った仕事を自己決定できる年齢に到達していることになります。ですから自分の判断で進路を選択することが大切になって来ます。2年生の皆さんでまだ現実的な進路選択ができていない人は体験就労などなるべく多くの経験を踏まえ自分の意志で進路の決定をしてほしいと思っています。』
『もともと記憶とは、健常の人でも20分後に42%、1時間後は56%、9時間後は64%、6日後は76%の割合で忘却してしまうものです。忘却を食い止める方法は、一定時間すぎたあとに繰り返し復習するしかないとされています。学習したその日の夜、1日後、3日後、1週後と定期的に繰り返して復習することが不可欠です。
『控えている学力考査を自分の責任として受験することがあなた方の義務であり、その結果は皆さんが受け入れなければならないのです。皆さんの努力を期待しています。今年はひとり一人の掲げた目標に向かって大きな飛躍ができる年になることを祈っています。』
自然学園学園長 小林浩
*一般的就労・・障害がある人が企業や官庁で働くこと。