特別企画 藤まつりシンポジウムのご報告
2025年4月29日
増える高校クライシスについて
不登校を経験していてしばらく勉強から遠ざかっている人たちや特別支援を必要として通級を利用している人やADHDやLDの診断を受け、知的な遅れがない特別支援学級に通っている人たちは,現在通信制高校に通う現状があります。
また、通常級に通いながらも学力不振や人間関係のトラブルで悩んだ事がある人たちが公立、私立の高校受験を経て合格し、全日制高校に在籍している人たちが多くなりました。
それに伴い入学しても高等学校に適応出来ずに、すでに行き渋りがはじまっている生徒が多くなっています。高等学校は、不登校になると退学に結びつく現状が目立ち、その統計もメディアで取り上げられています。
ここで取り上げた高1クライシスと言う状況は、このような生徒の実状を如実に映し出した現象を指します。
主に何が問題になっているのか。どう対処したらいいのかを保護者の皆さんと考えるシンポジウムになりました。
その後相談に残って頂いた参加者がほとんどで意義のあるシンポジウムになりました。