第5回自然学園定期講演会開催
2014年12月18日
自然学園では、
12月7日(日)に
春日部市民文化会館で
第5回目の定期講演会を開催しました。
今回のテーマは不登校に焦点を当てて講演を行いました。
Ⅰ部では、
「過去と現在における不登校の子どもたちの実態の違い
~不登校の原因と対策~」と題して、
自然学園支援コーディネイターである小川文子先生
(元 足立区教育相談センター職員、
公立中学校支援学級教員)と、
自然学園の臨床心理士で、スクールカウンセラーの
野津弓起子先生(日本医科大学付属病院精神神経科
非常勤心理士[児童思春期担当])と、
自然学園学園長の小林とでシンポジウムを開催しました。
小川先生からは学校での不登校生徒の実態を、
野津先生からは医療現場での不登校生徒の実態を、
学園長の小林からは、
自然学園に実際に通っている生徒や、
ここ最近の入学者の傾向について話をしました。
Ⅱ部では、児童精神科医として
大勢の不登校生徒を診療されている
海老島宏先生から、
「不登校と発達障害の関連性
~2次障害のトラウマから抜け出すアプローチ~」
という題で、医療現場の視点で、
6つの不登校状態からの脱出した例を、
述べていただきました。
参加した保護者の方からは、
自分の子どもが不登校になり、
母親としての在り方に責任を感じたようですが、
今回の講演で、捉え方が変わったようです。
また、今後の支援についても参考になったようでした。
広報担当 S