第16回自然学園思いやり収穫祭の特別企画「卒業生座談会『僕たちの未来』」についてのお知らせ

2024年10月30日

自然学園が卒業生の多くが社会に出て一般就労しています。一般就労とは公共機関や一般企業と雇用契約を結び、障害の有無に関わらず、同じ職場では働くことを意味します。その中には障害者雇用促進法に基づく障害者雇用で大手企業の特例子会社で働いている卒業生も大勢います。現在、障害者雇用の中心は精神保健福祉手帳を取得している発達障害者の人たちです。

小中学校で特別支援教育を必要としている子どもたちの割合が普通学級で8.8%と言われています。通級指導教室を利用している中学3年生は高等学校への進学を希望しています。残念ながら高等学校でこのような実情を踏まえて高校での特別支援教育で積極的に一般就労のための進路指導に力を入れている高校がほとんどありません。

自然学園を卒業したOB・OGが中学校ではどのような学校生活を送っていたのか。発達障害があることでどんな苦労があったか。どんな支援を受けていたか。進路の決定の際はどんな悩みがあったか。自然学園に入学した目的は何か。どのような経緯で一般就労に至ったのか。入学してどのように気持ちが変化したか。今、取り組んでいることや仕事のこと職場での人間関係のこと。職場での苦労や目標とすることなどを話してもらいます

高等学校で特例子会社など就労に対するアプローチはほとんどの学校で皆無のなか自然学園でどのように就職に至ったかを卒業生に生の声を保護者の皆様や当事者本人に届けることが座談会の趣旨です。将来のことに「迷っている」、「悩んでいる」人たちに自分の将来に対する希望が感じられる話がお聞かせできると思います。ぜひお越しください。

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