第18回 定期講演会のお知らせ

2024年8月10日

「『発達障害の人が企業で働き続けるには』~求められる価値観とスキル~」

 

自然学園では、9月1日(日)に春日部市役所新庁舎『ひだまりホール』にて午前9時40分より定期講演会を行います。自然学園では、発達のつまずきのある子どもたちの理解を保護者の方々に深めてもらう機会として、発達障害がある子どもたちの保護者の方々を対象にした発達障害セミナーを定期的に開催しています。

 

企業が求める雇用の中核は精神障害者手帳を持つ自閉スペクトラム症(ASD)をはじめとした発達障害がある人たちです現在では障害者雇用の中心は精神障害者手帳および知的障害者手帳を持つ発達障害者が主役になっていると言ってもいい状況です。

 

しかしながら「申請主義」が運用されている日本の社会保障制度ではこのような情報は自分から取りにいかなければ手に入れられないことが現状です。特別支援学校などの公教育でもこのような情報は聞く機会がないことが現状だと思います。

 

障害者雇用の場合は、雇用のドアは開いてもその職場に定着し働き続けることが重要になります。

 

発達障害の人が企業で働き続けるにはどのようなスキルを必要とされるのか、精神や知的障害者手帳を持つ発達障害傾向の子どもたちのどのような能力に期待して人材を雇用しているのか、そこで求められる価値観を今回のテーマにしました。企業の価値観に合った人材を育てるためには家庭での子どもとの向き合い方なども含めた家庭教育が大切になります。

 

そのために多くの企業が実施しているシステムや具体的な業務などをお話しも踏まえて、そのための準備性を家庭や学校がどのように用意していくことが採用への近道になるかを保護者・本人と一緒に考える機会にできたらと考えています。

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