高等部 稲刈りの様子
2012年10月6日
「黄金色の稲」
9月28日(金)に
高等部1年生~3年生合同の稲刈りを行いました。
自然学園の稲刈りは、カマを使っての手作業で実施しています。
前日まで天気があやしいと思われましたが、
当日は多少の雨がパラパラという時間もありましたが、
数分でおさまり太陽が顔をだしてくれました。
ベテランの先輩チームはサクサクと稲を刈っている中、
稲刈りが初めての1年生たちは
「キャーキャー」「ワァワァ」虫やザリガニを
見つけただけでも大騒ぎです。
先輩チームはそんな1年生を温かい目で見守っていましたが、
先輩チームも1年生だったころは
こんな感じだったことをふと思い出し、
生徒の成長をつくづく感じました。
始めはカマの使い方も危なっかしい様子の1年生でしたが、
30分ほど経つと少しずつカマの使い方にも慣れ、
稲を刈るペースも早くなっていました。
1年生の女子チームも男子チームに負けないよう、
クラスのみんなと協力して助け合いながら頑張っていました。
しかし、生徒たちにとって一番嬉しかったことは、
いつもお世話になっている農家の方がご厚意で用意をして下さった
「おにぎり」と「お漬物」だと思います。
稲刈り終了後、
慣れないカマでの稲刈りに
疲れの表情をみせた生徒たちでしたが、
「おいしい!」と言いながら見せた
笑顔は心からの最高の笑顔でした。
私にとっての農業体験という時間は、
学校という建物の中にいる時間よりも、
より生徒たちのありのままの姿、
ありのままの心を見ることのできる大切な行事だと思っております。
今後も外部の子供たちでもご参加いただくことのできる
農業体験もご用意しておりますので、是非ご参加下さい。
お世話になりました農家の方に大変感謝しております。
ありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。
高等部 担任 F