高等部:修了式の報告
2024年4月4日
3月12日(火)に修了式を実施しました。始めに学園長から、この1年間でどの学年・生徒も大きく成長したこと、そして進級に伴い、さらなる成長を期待していることをお話いただきました。特に新3年生に対しては、卒業式の準備や片付けに積極的に取り組む生徒が多く、すでに最高学年としての自覚が芽生えていることを一例として提示し、これからも高等部を引っ張っていって欲しいとお言葉をいただきました。新3年生の良いところは、地道で大変な作業に対しても嫌がる姿勢を見せることなく、自ら行動できるところです。そこに、苦手な生徒も多いと思われる「意思表示」が加われば、さらに一歩自立へと近づけるでしょう。
新2年生に対しては、学年達成目標である「学園を居場所にすること」をほとんどの生徒が達成できた様子に見えてほっとしているということ、2年生からは次の段階である「自己理解」をより深めて欲しいとのことでした。この1年間で様々な行事を経験しながら流れを一通り把握できたのではないでしょうか。そこで生まれた余裕を「自己理解」に集中させ、自分の得意・不得意は何か、どうすれば苦手を少しでも克服できるかなどを考える機会を増やして欲しいと思います。
春休みは心身をゆっくり休めると同時に、新年度に向けての準備期間としても有意義に使ってください。そして、また4月8日(月)に元気な皆さんに会えるのを楽しみにしています。保護者の皆様におかれましても、体調には十分に気を付けてお過ごしください。1年間、ご理解ご協力いただき、ありがとうございました。