高等部:修学旅行の報告(3)
2025年6月11日
最終日の午前は、塩釜港から松島港まで遊覧船に乗りました。この日は3日間の中で最も天気が良く、海上の景色を堪能することができました。
昼食後は震災遺構である「荒浜小学校」へ行きました。今回ガイドをしてくださったのは、震災当時に荒浜小学校の校長を務めていた方でした。震災がもたらした被害や、震災を経験した人達の声を聞いたり、直接当時のお話を聞けたのは貴重な経験となりました。
見学後は仙台駅に移動し、新幹線で大宮駅まで戻ってきました。大宮駅での解散後は、少しの間、名残惜しそうにその場に留まる子もいれば、友達と修学旅行の出来事を振り返りながら帰路につく子などが見られました。
3日間家族のもとを離れ、クラスメイトと過ごす生活に不安を感じる子もいれば、その一方、楽しみでいっぱいの子もいたことと思います。それでも無事に終えることができたのは、生徒一人ひとりが周囲に気を配り先の見通しを持って動いたこと、引率の先生方のサポート、そしてご家族のサポートがあったからだと思います。生徒の皆さんには、先生方、そして何より、ご家族のあたたかな見守りに対して感謝の気持ちをもって欲しいと思います。
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