5月16日の高等部体験授業説明会
2026年5月20日
「プラモデルに挑戦!今人気のポケモンキャラを作ってみよう!」
~創作意欲があなたの感性を刺激します~
今回の体験授業は初めて直面する問題や新しい状況に対して、目前の情報からルールやパターンを見出して、筋道を立てて解決する能力を養うことを目標にしました。このような能力は知能検査であるWISC-Ⅴの主要な指標の一つである流動性推理の能力に当たります。一般に視覚優位や聴覚優位と言ったことが言われますが、視覚優位な子どもたちが多いように感じます。特にゲームやアニメ、YouTubeなどに夢中になっているお子様は視覚的優位なお子様は多いと思います。
そのようなお子様の中には、視空間の能力は高く、流動性推理の能力は視空間に比べると苦手でそれらの能力に発達の凸凹があるお子様が意外と多いように思います。算数の文章問題が苦手なお子様はそのような傾向があるようです。視空間が苦手なお子様は対象の大きさや形状、遠近感、平面や奥行き、物との関係性を把握する能力の苦手さを指し、大人であるなら地図の理解や車のバック駐車、スポーツでの距離感の把握、児童生徒ならば跳び箱の苦手な人などが相当します。または物を組み立てることや板書の書き写しなど苦手な人たちの特性に深く関わってきます。
板書をノートに取ることに苦手さはなく、漢字も書き順で覚えられ「トメ、ハネ」も注意ができるのに算数の文章題や図形なども問題が全くできない人は流動性推理の能力が弱い人が該当するでしょう。目で見た情報を手がかりに、パターンやルールをその関連性から見つけ出し、目の前の課題の解決方法を考えることができない人です。流動性推理の能力はWISC-Ⅴなどでは「抽象的に考える力」「理論的に考える力」「関連性を見つける力」の指標になります。
社会に出て職場で求められる問題解決能力や自己決定力に直結する能力だと思います。
そのために、子どもたちに人気のあるポケモンのキャラクターのプラモデルをまず作ってもらいました。不器用な人でも組み立てられる簡単な構造のモデルで、かつ図面を見ながら取り組むので「視空間」の能力が苦手な人でも組み立てることができるでしょう。作りながらイメージできたキャラクターデザインを思い浮かべながら、その特徴をデフォルメしたりして、自分が思い描いた理想のポケモンやポケモンを真似たオリジナルキャラクターを紙粘土で作成してもらいました。楽しく取り組みながら、生きる力を身に付ける自然学園の授業を体験授業で経験してもらうことがコンセプトだったので、大成功の体験授業になりました。





