「インクルーシブな社会を目指す ポイントフォーカスマガジン」~不登校、発達障害でお悩みの保護者様に役立つ用語解説!~

令和6年度不登校児童生徒数と高等学校に関するいじめの認知件数の統計

2025年12月28日

令和7年10月29日に文部科学省から令和6年度不登校児童生徒数の統計結果が発表されました。高校生の不登校の生徒数は68,770人(前年度60,575人)で前年度より増加しています。前年度から8,195人(13.5%)増加して過去最多となったが、前年度と比較すると増加率は若干低くなりました。(2022年度が18.8%で2023年度は13.5%)。在籍生徒に占める不登校生徒の割合は2.4%(前年度2%)で前年度より増加しています。

不登校生徒について把握した事実としては、 高等学校においては、「学校生活に対してやる気が出ない等の相談 があった。」(32.8%)が最も多く、続いて「生活リズムの不調に関する相談があった。」(26.7%)、「不安・抑うつ の相談があった。」(16.7%)、「学業の不振や頻繁な宿題の未提出が見られた。」(15.4%)、「いじめ被害を除く友人関係をめぐる問題の情報や相談があった。」(11.0%)の順で多い状況でした。

高等学校における中途退学者数は 46,238 人 (前年度43,401 人)であり、平成25年度以降減少傾向にあったが、 令和2年度を境に増加して中途退学率は1.5%(前年度1.4 %)で増加傾向を維持しています。中途退学の主な理由として、進路変更によるものが最も多く、19,087人(前年度19,055人)となっており、割合は41.3%(前年度43.9 %)となっています。

いじめ認知件数は、小中高と特別支援学校を合わせて76万9,022件(同73万2,568件)で、4年連続で過去最多を更新。76.1%が24年度末までに解決していた。心身に重大な被害を受けた疑いがある「いじめ重大事態」も1,405件(同1,306件)と最も多い件数でした。

高等学校においては、「冷やかしやからかい、悪口や 脅し文句、嫌なことを言われる。」が最も多く、続いて 「仲間はずれ、集団による無視をされる。」が多くなっています。「パソコンや携帯電話等で、誹謗・中傷や嫌なことをされる。」の件数は全体で27,365件であり、引き続き増加傾向にあります。令和になっての統計として R1:17,924件、R2:18,870件、 R3:21,900件、R4:23,920件、R5;24,678件であり、じわじわと確実に増えていることがわかります。

文科省はいじめ認知件数の増加については、積極的な認知に対する理解が進んだほか、「1人1台」の情報端末を使った心身の健康観察による早期発見効果などを挙げています。

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