試験対策授業が始まりました。
2026年1月21日
文科省が8月27日に公表した学校基本調査(速報値)によると、通信制高校の生徒数は前年度比5%増の30万5221人になり、過去5年で1.5倍に増えました。全国の高校生に占める割合は同0.5ポイント増の9.6%でした。この統計からはすでに高校生の約10人に1人は通信制高校の生徒だと言うことになります。
令和3年1月に「新時代に対応した高校改革推進計画」が中央教育審議会答申に置いて提言されました。通信制高校の改革として挙げられるのは通信教育の質保証を図るための制度改革に重点が置かれています。その中で多様な生徒のためのきめ細やかな対応が提言されています。多様な生徒の中には不登校を経験している生徒や中学校では発達障害傾向のつまずきで通級や特別支援学級に在籍していた生徒、特定の教科における習得の困難さがみられた生徒が含まれます。不登校の生徒には小学校低学年からの長期的な不登校生も珍しくありません。その場合小学校の4,5年生から基礎学力に不安がある生徒の対応が求められてくると強く感じ、様々な特性を考慮して進路指導や学習指導を自然学園では実践してきました。
学力考査では試験対策授業を実践しています。高等学校の学習指導要領では基礎学力が不足しているために現実的なきめ細やかな対応や個々つまずきにあったフォローは必須です。2022年のカリキュラムの改訂により国語総合は「現代の国語」と「言語文化」が並行して新しい学習指導要領では必修教科になっています。「言語文化」には漢文があり、漢字の羅列だけの文体は視空間のワーキングメモリが弱く漢字が小学生から覚えられなかった生徒には苦痛でしかありません。古典の鑑賞が目的になるとしたら、書き下し文を添付した配慮による訓読文の読解に取り組みやすくする学習支援を導入しています。鑑賞できた喜びを優先し意欲的に言語文化に取り組んでもらう答えが導き出しやすいワークシートで学習され、その持ち込みも許可しています。来週からの学力考査は苦手教科もあきらめることなく前向きに取り組んでほしいと思っています。必ず結果は出るはずです。





