「田植え」は「手植え」?!
2011年5月9日
5月6日(金)の午前中、自然学園高等部は
今年度はじめての体験学習をおこないました。
近所の農家の協力のもと、機械類をいっさい
使わない「田植え」体験です。これこそ昔な
がらの「手植え」式の農業体験なわけで、私
たち日本人の主食である“米”はどうやって
作られるかを、身をもって知る機会となりま
した。
実は、不思議なことに、生徒たちは裸足で田
んぼの中に入ることを嫌がったりしませんで
した。素手で苗を植えていくことにも拒絶反
応は示しませんでした。教室の中で机にむか
ってする勉強とは全くちがう勉強の形がここ
にはあると生徒たちはきっと体感していたの
だと思います。頭だけを使う勉強とは全々ち
がう社会勉強となるものが、多分今の子供た
ちには一番必要な体験学習の中身なのでしょ
う。
こうして「田植え」から夏の草とり、秋の収
穫、そして手ずから精米し、炊いて、手作り
の「おにぎり」をみんなで味わうまで、自然
学園の体験学習はつづきます。
来月にはジャガイモとサツマイモの苗植えや
野菜の種まきも計画されています。興味を持
たれた方は自然学園までお知らせください。
みなさんの参加をこころから歓迎いたします。
そして、いっしょに自然のめぐみを味わえた
らと思います。
自然学園の体験学習レポートは随時お伝えし
ていきます。御高覧あれ。