4月8日火曜日、春らしい陽気の中、大学部の入学式が行われました。学園の教室で、大学部のみで行われた和やかな式ではあったものの、開式前に会場がしんと静まり返ると、一種張り詰めた空気が漂い、式典特有の独特の緊張感が生まれました。

新入生も緊張はしていたようですが、それを感じさせないほど立ち居振る舞いも堂々とし、誓いの言葉を読み上げた際も非常に落ち着いていて見事なものでした。在校生のほうも温かい拍手で新入生を受け入れ、厳かな雰囲気の中、粛々と式は進んでいきました。

式が終わって写真撮影になると、皆の表情にも少しリラックスした雰囲気が漂いました。これからこのメンバーで新しく大学部がスタートするのだと、誰もが静かに決意を新たにしているかのようで、良い節目の行事となったのではないかと思います。

やや緊張した面持ちの新入生たちでしたが、保護者や在校生に温かく見守られながら、滞りなく式を終えることができました。在校生代表による歓迎の言葉は落ち着いて堂々と、新入生代表による誓いの言葉は初々しく、式を彩ってくれました。

入学するとほどなくして、大きなイベントとして藤まつりがあり、大学部は顔を合わせたばかりの新しいチームとして、これを乗り切る必要があります。特に新入生は学校生活に慣れない中大変ですが、こういったイベント１つ１つを通して、大学部の一員としての意識や連帯感を高めていってほしいと思います。今年度の大学部の今後も楽しみです。