歴史的第一歩
2012年3月9日
2月2日(木)にさいたま市教育委員会学校教育部2課の主催で
「さいたま市立小中学校の児童生徒が民間施設等との連絡会」が
さいたま市教育研究所で行われた。
参加者はさいたま市内の小・中学校生を預かるフリースクールの代表者と
現在フリースクールに通学している生徒が在籍している
さいたま市の小中学校長および指導主事の先生方が参加して、
現在不登校を継続している子供たちの対策を行政、
公立学校、民間教育団体(フリースクール、塾等)が
連携し対応することを趣旨としている。
司会を務めていた教育部の先生もお話しされていた通り
歴史的な第一歩として足跡が残る取り組みである。
教育委員会が率先して第一歩を踏み出したかといえば、
むしろ特別支援教育が採択され子どもたちの教育ニーズに
学校教育が対応せざる得なくなった結果であろう。
理由はともあれ、
特別支援教育とは
その子どもたちが関わる学校、家庭、地域、民間教育機関が
共通した理解のなかで
支援をすすめていくことが何よりも重要なことであるならば、
このような連絡会が開かれたことは非常に好ましいことだと思う。