第20回 自然学園定期講演会のご案内

2025年8月9日

今回の定期講演会では、「職業リハビリテーション協会・松為雇用支援塾 主宰 神奈川県立保健福祉大学・東京通信大学 名誉教授」であり、障害者就労のスペシャリストである松為信雄先生にご講演いただきます。

松為先生は、現代のキャリアの考え方では職場や家庭、学校などが連携して支えることが重要であるとお話しされています。松為先生はご自身の著書で働くことに結び付く社会人基礎力は、家庭内・家庭外で何らかの社会的な役割を担うなど、その一翼をになう社会参加によって身につきます。それは社会人能力としての行動力(Action)、自立的に思考する力(Thinking)であり、チームで共同して働く(Teamwork)力の3つの能力であるとも記しています。

9時から5時までの会社に拘束される勤務時間、すなわちこの時間帯に「働くこと」を実践できるには、その後の私生活の時間帯である残りの夕方5時から翌朝の9時まで時間をどう過ごすかが重要であると言っています。この時間帯は家族や様々な支援者の支援を受けながら社会人能力を育む時間帯です。そのためには家族の役割が大切であり、社会人基礎力である職業準備性の階層構造として、その基盤となる健康管理と日常生活管理は日常の家庭生活で育まれるものです。家族の協力なしでは成り立たないものです。そしてこの階層の土台がキャリア教育の基盤になります。その階層の上に苦手な人への挨拶、注意された人への謝罪、および感情コントロールなど能力を必要とされる対人技能が繋がり、基本的な労働習慣に集結するのです。この基本的な労働習慣は、職場における適応能力であり、職場でのあいさつや身だしなみや一定の時間仕事に耐えられる体力や職務の遵守、報告・連絡・相談いわゆる「報・連・相」などの能力が必要とされ、職場の適応力は仕事における業務の遂行力より働くためには必要なことであり、このような階層の積み上げが基盤としてなければ企業で働くことは無理だとされているのです。

そしてこの階層の積み上げには家族や様々な支援者の献身的な支援が必要とされているのです。だからこそ松為先生は職場での適応力も夕方の5時から翌朝の9時までの生活が重要だと言っているのだと思います。そのための具体的な家族の関わりおよぶ家族が育む家庭でのキャリア教育が今回のテーマになると思います。

皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。

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