高等部 後期試験について
2012年2月15日
高等部では2月13日から17日までが後期試験となっています。
自然学園では2期制をとっているため
1年に2度しか試験がありません。
その2度目が後期試験です。
日頃からそれぞれがそれぞれのペースで
学習に取り組んでいる生徒たちですが、
やはり「試験」という言葉を聞くだけで緊張してしまったり、
プレッシャーを感じてしまう生徒もいます。
そのような生徒たちに本人の自信と
自己有能感を高めて試験に臨めるように
体制整備や環境、
さらには支援内容・方法が必要なのかを教科担当が熟考します。
そして教科担当が個別指導計画のなかに、
日頃の授業の中でどのような配慮(アコモデーション)があれば
本人の力を正当に評価できるかを含め、
それに基づいて試験を作成し実施しています。
試験は学習内容が定着しているか、
どこまで理解できているかを知るために行われるため内容は様々です。
個々のニーズや特性に合わせた配慮を行い、体系的な支援を行うので
試験問題はクラスの中でも多肢に渡ることもあります。
このように生徒一人一人の学びの様子や苦手さを把握し、
つまづきに合わせた試験問題を解くことにより、
さらなる成長につながっていくのだと私たちは考えています。