令和8年度入学生における高等特別支援学校の倍率

2026年1月23日

高等特別支援学校の令和8年度入試の倍率が1月15日に確定しました。埼玉県では、県内の特別支援教育を必要とする児童生徒の増加と県立特別支援学校の過密化に対応するため、近年多くの特別支援学校および分校が新設されました。今後も2029年にふじみ野市、2030年に八潮市で新設校が誕生する予定です。

職業科の3校は、ほぼ定員に近い応募状況になっています。分校では高倍率の学校はまだいくつかありますが、開校した年数が古い学校は徐々に倍率を減らし、5年を経過した学校はて定員を下回ってしまう傾向がみられます。

分校では狭山青陵が1.56倍と最も高く、川越たかしな分校が1.13倍で続いています。過去の人気と比較して突出している学校では、数年前に1.8倍を超えていた松伏分校が定員を下回ってしまいました。そのような事例を考察すると、狭山青陵も今後一気に倍率を落とす可能性も考えられます。

分校は、新設校の増加によって応募者が分散されて倍率自体が高くなりにくい傾向があるものの、創立からの年数が経過するごとに倍率が低くなる傾向が顕著になっています。また、公立の特別支援学校は、公立高校との連携以外は独自性を打ち出すことが難しく、高校の内容の教科学習をほとんど行わないため、志願者の主体である知的障害があるお子様で、学科試験に対応できるレベルにあるお子さまが求める教育的なニーズとの変化が生じている可能性があるようです。

また、最近は通信制高校や中堅の公立や私立高校への進学という選択肢が、特別支援を必要とされている方々の中で大きくなってきている流れも関係していると考えられます。特別支援を必要としている方々にとって、選択肢の幅が広がってきており、様々な進路先から自分の夢や目標にあった高校を選べる時代になってきたのではないかと感じています。

お問い合わせはこちら
  • カテゴリー
  • タグ
    アーカイブ
    アーカイブ

    自然学園 公式X更新中

    自然学園 Instagram更新中!