[高等部通信10月号]学園長より~可能性の扉~①

2017年11月14日

高等部通信 思いやり10月号 可能性の扉

2、 はじめに
今年は、10月の中旬になっても、暑い日は続いています。10月8日の体育祭も前日の午前中まで降っていた雨も止み晴天に恵まれました。グランドは多少ぬかるみがありましたが、絶好の体育祭日和になりました。それ以降、10月らしくない、暑い日が続いていました。そうは言っても、校舎の近くにある公園に目を移すといつの間にかもみじが赤く色づいていました。
 
早いもので2学期が始まって1か月以上たちました。連携している高等学校は、2期制でのカリキュラムなので、新学期が始業してすぐに、前期試験が始まりました。そのあとすぐに試験休みになり後期の授業がスタートしたので、試験の緊張はあったものの自分のペースで夏休みを送っていた生徒の皆さんは、のんびりした気持ちから生活のリズムをようやく取り戻した人たちも多いのではないでしょうか。

毎年、2学期が始まるころになると、夏休み明けに自殺者が多いと言う報道がネットや新聞のニュースで目にすることが多くなります。内閣府の統計では、過去40年以上にさかのぼり18歳以下の小中学生や高校生の自殺した日付を調べた結果、長期の休み明けの時期に集中しているそうです。理由としては、いじめや学業不振、親子関係などさまざまな要因があるようです。

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