[高等部通信10月号]学園長より~可能性の扉~1

2021年9月30日

1、はじめに

全国の小学校、中学校、高等学校では新型コロナウイルスの変異種であるデルタ株の感染が拡大しています。公立学校では新学期に分散登校を実施している学校や新学期の始業式を遅らせた学校、リモートでの授業を実施している学校があるようです。10代の皆さんは感染しても統計的には軽症で治まると言われていますが、重症化の事例がないわけではありません。ましてやご家族に感染することがあってはいけません。そのために今まで同様教室の換気に十分気を付けて、手洗いうがいの徹底をお願いします。

2学期も始まり、気温も低く過ごしやすい日が続いていました。関東地方は秋雨前線が南下して東寄りの涼しい風が吹くため、それほど気温が上がらず、25℃前後の日が続き、特に雨の降る日は涼しいを通り越して少し肌寒く感じられました。8月の気温と比べると10℃近く気温が低い状態が続いたため、体調を崩された人もいたのではないでしょうか。

新学期特別編集号にも記載した通り、この時期は何かと気分が沈みがちになりやすい季節です。気候の変化に、自然学園の生徒の体調の変化を心配していましたが、自然学園高等部の生徒の皆さんは毎日元気に登校し、前期学力考査も全員が単位認定の基準をクリアすることができました。力強さを感じるほど、たくましく新学期を迎え、予定した行事を生き生きと消化しています。現在も来たる体育祭に向けて頑張りを見せています。

また就職を目指して就労実習に行って頑張っている3年生の皆さんにとっては正念場に差し掛かっており、大切な踏ん張りどころです。こんな苦しい時こそ、今まで皆さんを支えてくれたご両親、お世話になった小学校、中学校の先生方、そして現在の担任の先生の気持ちを忘れずに、自分ができることに精一杯頑張ってください。

お問い合わせはこちら