[高等部通信11月号]学園長より~可能性の扉~③-1

2018年12月21日

3、平成30年自然学園高等部卒業生座談会 テーマ『僕たちの未来・・。』のついて

平成30年度第10回を数える卒業生座談会は、『僕たちの未来・・。』というテーマで、自然学園の高等部や大学部を卒業したOB、OGに参加して頂き、一人ひとりがどのようにして自分の未来を切り拓いたか、今後どのような夢を持っているかを自然学園入学前の状況や今の自分の現状を踏まえて語ってもらいました。

小学生や中学生のお子様がいる皆様は、中学校卒業後のお子様の進路についてのお悩みをお持ちの方々が多いと思います。高校に進学してもついて行けるのか、卒業した後の就職ができるのか。そのようなお悩みがある中で、現状として通常級で通級を利用するのか、特別支援学級を選択するか、また中学校卒業後の進路として、就職を目指すのであるならば特別支援学校職業科を受験することがベストなのか、それ以外の選択肢はないのか。療育手帳が取得できず特別支援学校を受験できない人たちは、どのような選択肢があるのか。
高等学校に進学して学業や学校生活についていけるのか。高等学校を卒業したあとに就職することは可能なのか。高等学校では、どこまでの就職指導をしてもらえるのか。療育手帳や精神手帳など取得している生徒に対してどこまでの配慮や現状での特別支援教育の仕組みがあるのか、それを利用できるのか。等を考えたうえでお子様にとって何がベストなのか、何がベターなのか…まだお子様が未就学の時期から思いを巡らせている、発達障害があるお子様をお持ちの保護者の相談が後を絶たない状況です。

もし高校や大学に進学した場合、障害者雇用に対しての進路相談も可能なのか。これらの疑問に対して実際に学校生活や進路で悩みを持ちながらも自分自身の道を切り拓いた、また切り拓こうとしている卒業生の「直接の声」を聞いていただき、少しでもお悩みになっている、将来の不安に対する解決の糸口を見つけていただけたのではないかと思っています。

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