[高等部通信6月号]学園長より~可能性の扉~⑥

2018年8月10日

6、おわりに
上記させていただいたように7月8日(日)、9日(月)と今年のサマーキャンプは、大房岬自然の家にて1泊2日で行います。大房岬がある南房総国定公園は内房の富津岬がある富浦から外房の太東崎までの全長190kmの海岸線が指定されています。房総半島の海食崖や岬などが多い海岸は眺めがとても綺麗です。鋸山も公園に指定されています。高等部の皆さんにはぜひ見てもらいたい絶景です。1日目は高等部の皆さんは自然を満喫できる浜辺探検ツアーを行います。自然に抱かれながらの体験は、自然科学やSSTの学習にもリンクする課外活動になります。初夏のすがすがしい潮風を思い切り吸い込んで、楽しいクラスの仲間とさわやかな汗を流しましょう。
2日目はなんと富津漁港で地引網を行います。この地域はむかしからイワシ漁で有名なところです。イワシやキス、アジ、クロダイ、メバル、カワハギ、アオリイカなどなどたくさんの新鮮な魚の収穫が期待されます。1匹残らず掴み取ってください。捕れた魚は昼食に焼き魚バーベキュー(BBQ)にして食べられることになっているので楽しみにしてください。高等部1年生の中には中学校時代に学校行事が苦手でほとんどの行事に参加できなかった人もいると聞いています。そんなつらい経験をした人たちが1学期は一人も不登校の生徒も出ず楽しく元気に通えたことに大変うれしく思います。その自信からか1年生は全員参加の報告を受けています。高校生活の大切な思い出を作ってくれることを期待しています。
自然学園学園長 小林 浩

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