[高等部通信7月号]学園長より~可能性の扉~①

2017年7月21日

1、はじめに

今年は例年並みの梅雨入りで6月7日に梅雨入りしました。以前にもこのブログでお伝えしたことがあったと思いますが、5月、6月は気候的にも精神的に不安定なる時期です。暑かったり、涼しかったりの気温の変化と晴れたり曇ったり雨降りだったりする気圧の変化に体が調整できずに、自律神経が崩れ、イライラが募り精神的に不安定なりことが多い時期です。特に自然学園の生徒の皆さんの中には、小学校や中学校時代に、いろいろな要因で不安が強くなって情緒が混乱して不登校を経験したり、辛い思いを抱えながら嫌々学校に登校したりした人たちがいると思います。
自然学園に入学してようやく精神的に回復してきた人たちやまだ回復途中の人たちの中には、今の時期になるとイライラが強くなり、不安が高まってくる人たちもいることでしょう。毎年そうですが、6月と言う季節は、新入生に関してもようやく新しい環境にも慣れだして気が緩んでくる事で皆さんの特性からくるさまざまな問題行動が強くなってきます。

実は人間関係のトラブルやクラスのもめごと、校則に違反してクラスの調和を乱すような事件が起きてくるのもこの時期が多いのです。

実際に人間関係のトラブルやクラスの些細なもめごとは担任を通して私の耳にも届いています。そんな時期だからこそ皆さんが緊張を取り戻し自然学園で学ぶことの意味を考えてみてください。

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