高等部通信9月号 ◎学園長より ~可能性の扉~-1

2023年10月5日

1、はじめに

 2学期が始まりましたが、観測史上最高気温の月が6月から8月まで続き、ようやく秋の気配がしてきました。新学期に入り、コロナの感染状況も加速し、すでに埼玉県公立高校5校が9月9日(土)までに学校閉鎖になっています。その後も、県教育委員会によると、9月13日(水)正午時点で、先週末に文化祭があった県立高校70校で学校閉鎖(学校閉鎖2件、学年閉鎖12件、学級閉鎖75件)などの措置がとられたということです。最近の報道では、14日(木)から越谷、鷺宮高校に続き、15日(金)から小川高校と川口高校もコロナで学校閉鎖になり、今月に入り9校が学校閉鎖になっているそうです。また、インフルエンザも流行していて、インフルエンザで学級閉鎖になっている学校も増えています。

上記を踏まえ、新学期からの学校での流行の再燃が懸念されていました。そのような不安の中、新学期を迎えたことで心身のバランスが乱れて、気持ちが乗らないお子様方も多いのではないでしょうか。

新学期特別編集号にも記載した通り、この時期は何かと気分が沈みがちになりやすい季節です。気候の変化も含めて、自然学園の生徒の体調の変化を心配していましたが、何人か新型コロナやインフルエンザの感染者がいたものの、それ以外の自然学園高等部の生徒の皆さんは毎日元気に登校し、前期学力考査も受験者の全員が単位認定の基準をクリアすることができました。力強さを感じるほどたくましく新学期を迎え、予定した行事を生き生きと消化しています。現在も来たる体育祭に向けて頑張りを見せています。

また、就職を目指して企業実習に行って頑張っている3年生の皆さんにとっては正念場に差し掛かっている踏ん張りどころの大切な時期です。こんな苦しい時こそ、今まで皆さんを支えてくれたご両親、お世話になった小学校、中学校の先生方、そして現在の担任の先生の気持ちを忘れずに、自分が今できることを精一杯頑張ってください。

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