[高等部通信9月号]学園長より~可能性の扉~6

2019年11月8日

6、夏休み特別授業(オープンキャンパス)

毎年夏休み中の高1、高2の登校日に高校2年生は調理実習、高校1年生はTシャツづくり体験授業行い、その日に合わせて今年度の受験希望者のためのオープンキャンパスを実施しています。今年は例年より多くの方々にご来校いただき、2年生のミニピッツァと1年生のTシャツ作りは大好評でした。
受験生にとって一番気になるのは、どういう生徒が在籍していて、クラスの雰囲気はどうなのかです。それを中学生の皆さんの視点から判断してもらい、受験生の皆さんが学校選びの際に外せない、先生とのやり取りや教え方、指示の出し方などもあわせて考慮し、学校選びをしてもらうことを趣旨にオープンキャンパスを実施しています。高校1年や高校2年生の在籍生の皆さんには、後輩になるかもしれない人たちを受けいれて、わかるように丁寧にやりかたを指導するようにお願いし、SSTも兼ねて体験授業に参加してもらっています。そして手順を明確に写真やイラストで示し、口頭の説明で確認しながら作業を進行していきます。在校生の皆さんも自身で作業をしながら、他者の動向にも気を遣い、配属されたグループでの成果を上げる目標を持っています。
各グループに分かれて教員が配置され、教員の指示やアドバイスを受けながら、中学生一人ひとりに在籍生は目を配りながら、班全体での作業が完遂するように心がけて、一つひとつの行程をすすめます。2年生はすでに藤まつりでミニピッツァを作っていることもあり、とてもおいしく出来上がりました。参加した中学生の皆さんには、在校生が意識的に班の人たちを気遣いながら、やさしく振る舞っていたことに気付いてくれたならとてもうれしく思います。自然学園に入学したらこんなにも成長するのだということを伝えられたオープンキャンパスでした。在校生の皆さんご苦労様でした。

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