高等部:2月号学園長ブログ-8

2024年2月28日

8、おわりに

最近流行しているインフルエンザA型、B型や新型コロナウイルスの感染拡大は、高校生の年齢だと感染リスクは低く、軽症で回復する場合が多いということですが、感染した場合には、家族の皆さんに迷惑が掛かることになります。ご家族に祖父母が同居している家庭は、重症化のリスクもあります。このようのことから気を抜かず、外出も控え感染対策をしっかりしてほしいと思います。そうでなくとも、寒さから風邪をひきやすい時期なので感染防止対策とともにお身体には十分気を付けてください。

後期試験以降も、授業を通して身に付けた学習習慣を継続できるように、できるところ、やることができる量を計りながら、無理せず、計画的に、少しずつスモールステップで勉強を進めてもらいたいと思っています。そのことが継続できれば誰もが、「こんなことができるようになったんだ」、「今までできなかった問題が解けるようになった」と実感できるように必ずなるでしょう。その自信は、次年度の全試験にもつながっていきます。

彼らが学校や社会に適応するための第一歩は、周りから受け入れてもらおうとする意志力だと私は思っています。その意志力は、このような、少しずつの自信の積み重ね、言い換えれば、成功体験の積み重ねから生まれるものです。大切なことは、どうせできないからやってもしょうがないと言う気持ちを持たないことです。そして自信を持って、今できることを一つひとつ積み重ねてください。

自然学園学園長 小林 浩

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