[バンブー便り1月号]学園長ブログ~可能性の扉~②

2017年3月15日

 2、不登校生の増加

昨年度発表された、2015年の全国の小中学校で不登校になっている子どもは12万6千人を超え、中でも90日以上休んでいる子どもが全体の6割に上るなど、不登校が長期化している実態が文部科学省の調査で初めて明らかになったことが、新聞やネットでのニュースで報道されていました。

文部科学省が発表した、経済的な理由を除いて30日以上学校を欠席した不登校の子どもの状況によると、不登校の子どもは、小学生が2万7581人、中学生が9万8428人と合わせて12万6009人で、3年連続で増加しました。すべての児童生徒に占める不登校の子どもの割合は1.26%で、今の方法で調査を始めた平成3年度以降、最も高くなっています。
さらに、今回は不登校の子どもたちがどのくらい学校を休んでいるか、具体的に調べました。それによりますと、年間90日以上と長期間欠席した子どもは7万2324人と全体の57.4%を占めました。このうち、「出席日数が10日以下」は8862人、「すべて欠席」だったのは4402人に上ったということです。

 文部科学省は、不登校が長期化している実態が初めて明らかになったとして、引き続き、分析を進めたいとしています。

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