[高等部通信11月号]学園長より~可能性の扉~5

2021年11月15日

5、第13回自然学園 学園祭(思いやり収穫祭)のお知らせ

11月6日(土)は、春日部市民文化会館小ホールにて、午前10時より、全学部生による音楽祭の一般公開を予定しております。新型コロナの感染の対策として、歌、合唱、管楽器等の演奏は事前に個別に録音した音源以外は不可とさせていただきました。飛沫のリスクが少ないダンス、手話などでの演出になります。小学部・中学部・高等部・大学部の在籍生によるクラス、および学部毎に制限されたパフォーマンスを発表し合い、クラス毎のチームワーク、そして「人を愛すること、思いやること」の感情を「協調」、「協働」の一つの表現として演出できるかが見どころとなるでしょう。

他者をあまり意識することがなかった在籍生徒の皆さんが、クラスメイトの動きをよく見ながら、自分の役割をしっかり努め、見ている人たちにクラスの思いを伝えようと一生懸命演じる姿こそ、自然学園が教育目標に掲げるソーシャルスキルです。SSTの一環として取り組んでいる授業の実践をチームワークとして感じ取っていただければ嬉しいです。

当日は、在籍生徒のダンスなど素晴らしいパフォーマンスをお見せすることができると思います。

高等部の生徒の皆さん、保護者の皆さんがご参加いただいくことで、学園祭が活気を帯び、学部の生徒たちの励みになることでしょう。ご理解・ご協力をお願い申し上げます。

11月7日(日)のおもいやり収穫祭2日目は、模擬店を校舎内で出店します。自分たちにできる能力の範囲の中で、クラスのみんなでアイディアを出し、「おもてなし」の心で、来てくださるお客さんを楽しませるための工夫をして、今一生懸命その準備に取り掛かっています。

今年は、小学部のボーリング、中学部による駄菓子屋、高等部1年生による飲み物販売、イントロクイズ、射的、高等部2年生による洋菓子販売、カップインゲーム、高等部3年生による軽食販売、輪投げ、大学部によるパスタ、コーヒー、紅茶、ロールケーキ販売など、おいしそうな屋台やゲーム等の模擬店が目白押しです。今年も、新型コロナ感染防止の対策で、今までのような調理したものを販売する模擬店は中止させていただき、一般のお客様のご来場は控えさせていただきます。

生徒の皆さんが、コロナ禍での制限の中、工夫を凝らして実施する模擬店は今まで以上に皆さんのアイディア、話し合い、チームワークといった高いグループワークが求められるでしょう。だからこそ自然学園の生徒の皆さんの絆がさらに強いものになり、今までにない盛り上がりを見せてくれると思います。お客さんがいないことは残念ですが、苦労を共に経験した今回の思いやり収穫祭は深く皆さんの胸に残る忘れられない思い出となることでしょう。

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