[高等部通信2月号]学園長より~可能性の扉~7

2022年2月28日

7、おわりに

感染力が高いオミクロン株が猛威を振るっています。高校生くらいの年代だと軽症で回復する場合が多いということですが、感染した場合には家族の皆さんに迷惑が掛かることになります。ご家族に祖父母が同居している家庭は、重症化のリスクがあります。このようのことから気を抜かず、外出も控え、感染対策をしっかりして欲しいと思います。そうでなくとも寒さから風邪をひきやすい時期なので、感染防止対策と共に体には十分気を付けてください。

後期試験は、授業を通して身に付けた学習習慣が継続できるように、できるところ、やれる量を計りながら、無理せず、計画的に、スモールステップで勉強を進めてもらいたいと思っています。そのことが継続できれば、誰もが必ず「こんなことができるようになったんだ」「今までできなかった問題が解けるようになった」と実感できるようになるでしょう。

彼らが学校や社会に適応できるための第一歩は、周りから受け入れてもらおうとする意志力だと私は思っています。その意志力は、上記のような自信の積み重ね、言い換えれば、成功体験の積み重ねから生まれるものです。大切なことは、どうせできないからやってもしょうがないという気持ちを持たないことです。自信を持って、今できることを一つひとつ積み重ねてください。

今年1年、自然学園に在籍している生徒の皆さんが健康で、笑顔を絶やさず、楽しいと思える日常が送れるようにお祈りさせていただくと共に全力でサポートしていきます。

以上のことを強化しつつ、本当の意味で、保護者の方々に満足していただけるような教育サービスの提供に努めて行きたいと思っています。今年もよろしくお願い申し上げます。

自然学園学園長 小林 浩

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