[高等部通信2月号]学園長より~可能性の扉~9

2021年3月17日

9、おわりに

例年この時期はインフルエンザが流行する時期です。この冬の新型コロナの「第3波」と言われる感染拡大は冬の乾燥した冷気も影響が少なくないということです。そうでなくとも寒さから風邪をひきやすい時期なので感染防止対策とともに体には充分気を付けてください。

後期試験は、授業を通して身に付けた学習習慣が継続できるように、無理せず、計画的に、少しずつスモールステップで勉強をすすめてもらいたいと思っています。そのことが継続できれば誰もが、「こんなことができるようになったんだ」「今までできなかった問題が解けるようになった」と実感できるように必ずなるでしょう。

彼らが学校や社会に適応するための第一歩は、周りから受け入れてもらおうとする意志力だと私は思っています。その意志力は、このような、少しずつの自信の積み重ね、言い換えれば、成功体験の積み重ねから生まれるものです。このことを続ければ教科書やレポートの問題も必ず解けるようになることでしょう。大切なことは、どうせできないからやってもしょうがないと言う気持ちを持たないことです。そして自信を持って、今できることを一つひとつ積み重ねていってください。

今年1年、自然学園に在籍している生徒の皆さんが健康で、笑顔を絶やさず学校生活や友達との関係が楽しいと思える日常が送れるようにお祈りさせていただくとともに全力でサポートしていきます。

以上のことを強化しつつ、本当の意味で、保護者の方々に満足のいただけるような教育サービスの提供に努めて行きたいと思っています。今年もよろしくお願い申し上げます。

自然学園学園長 小林 浩

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