[高等部通信6月号]学園長より~可能性の扉~①

2018年7月17日

1、はじめに
6月29日(金)に関東甲信越は梅雨明けしました。今年は例年より22日早く、昨年より7日早い梅雨明けで関東甲信越地方では6月の梅雨明けは初めてだそうです。梅雨入りも6月6日と例年より早い梅雨入りではありましたが、早く梅雨が明けることで何か得した気分になっているのは私だけでしょうか。ですが、日中の日差しが強く30度を超える日も多くなってきました。湿度が高く暑い日が続くと熱中症になりやすいので水分補給には気を付けてサマーキャンプに臨んでください。  
高等部3年生の皆さんは1学期には、藤まつり・修学旅行と緊張が継続していた人たちも少なくなかったでしょう。ほっと息をつく暇もなく、進学か就職かで毎日悩みながら学校生活に忙殺されている人や今後の企業実習を控えて、そわそわしながら落ち着かない毎日を送っている人たちが多いことでしょう。もちろん勉強のほうもかなりの負担になっている人は多いと思います。3年生の皆さん一人ひとりにとって一生を左右する大切な時期です。悔いのないように一日一日大切に送ってください。

梅雨や台風が多い時期は、気候的にも低気圧の日が多くなるので精神的に不安定になる時期です。気圧の変化に体が調整できずに、自立神経が崩れ、イライラが募り精神的に不安定になることが多い時期です。自然学園に入学してようやく精神的にも落ち着いてきた1年生や、中学校時代に不登校などを経験している人たちは、今の時期になるとイライラが強くなり、不安が高まってくる人たちもいることでしょう。毎年そうですが、6月は2年生に関しても、進級してようやく新しい環境にも慣れて気が緩んでくる時期です。そして、さまざまな問題行動が強くなってきます。
毎年、人間関係のトラブルやクラスのもめごと、校則に違反してクラスの調和を乱すような事件が起きてくるのもこの時期が多いのです。実際に、人間関係のトラブルやクラスの些細なもめごとは担任を通して私の耳にも届いています。そんな時期だからこそ皆さんが緊張を取り戻し自然学園で学ぶことの意味を考えてみてください。

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