[高等部通信6月号]学園長より~可能性の扉~①

2017年7月5日

1、 はじめに

 6月に入るとさすがに晴天の日は少なく、くもりや夕方にかけて雨模様の日が多くなってきました。それに伴って湿度が高くなってきています。部屋の湿度計でも50%を超える日が多くなりました。
今年は例年並みの梅雨入りで6月2日から6月12日までの間の梅雨入りと予測されています。個人的には、雨の日は嫌いではないのですが、雨の日は、通学の際に、いろいろ不便なことが多くなります。普段、自転車での駅や学校までの道のりが、徒歩になるのでいつもより早く家を出る支度をしないといけなくなるでしょう。水浸しで遠回りしなければいけないこともあるでしょう。傘をさしていると視界が狭くなるので事故にも遭遇しやすくなります。じめじめしてくるので肌が過敏な子どもたちはいらいらすることが多くなります。

雨の日のことを想定して、雨具などすぐに取り出せる準備をしておく必要があるでしょう。そして天気予報で雨が予測される日の夜は、いつもより早く起きるように、目覚まし時計をセットしておきましょう。そして雨の日に使用する交通機関の時刻などを調べたうえで、雨の日にゆとりをもって行動できる計画を立てておくことが大切です。

高等部の皆さんは、先の見通しを立てることが苦手な子どもたちが多いと思います。
ですから雨が降るといつもと違う時間に起きたり、普段とは違う通学経路を利用したりしなければならなくなります。そこで気持ちのゆとりがなくなろ、ミスが多くなることで精神的なストレスを受けてパニックになることがあります。

不便なことが多くなることは憂鬱ですが、お気に入りの傘のことや遠回りをすることで見られるアジサイの花や、はっぱにしがみついているかたつむりのことなど、なるべく楽しいことを考えながら、梅雨明けを心待ちにしましょう。

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