[高等部通信9月号②]学園長より~可能性の扉~④

2016年4月1日

4、体育祭

10月11日(日)に自然学園は体育祭の開催を予定しています。一昨年は台風の影響で中止になり、昨年は、開催日が近づくにつれて、台風が接近して、当日は大雨に見舞われてしまいました。しかしながら会場をお借りした八木崎小学校のご厚意で体育館をお借りすることができたので、開催にこぎつけることができました。当日の生徒の混乱を避けるため、金曜日の段階で、体育館の使用を前提としたプログラムに切り替え、前もって生徒には雨天時のプログラムを説明しました。それでも午前中グラウンドが使用できるようなら、出場希望者を募った1500m走と1000mはできることなら実施したかったのですが、朝からの雨で残念ながら中止になりました。今年はグラウンドを使って予定したすべての競技ができる『運動会』開催を夢見て、私自身もわくわくしながら心待ちにしています。

いつのことか忘れてしまいましたが、自然学園の生徒の皆さんに、「いつかは自然学園の子どもたち、みんなが参加できる『運動会』を実施したい」と、お話しした際にみんなの「え~」と言うどよめきを今でも覚えています。

その時から自然学園に通っている間に、どよめいた人たちが、「体育がたのしい!」「体育祭が待ち遠しいな!」そんな気持ちに変わってもらえるような学校になれたらいいと私はずっと思っていました。体育が苦手な人、運動会や体育祭にあまりいい思い出がない人が、本校にたくさんいることを、私自身が一番よく知っています。そんな子供たちも体育の授業で楽しさを実感するにつれて、体育の授業を待ち遠しいと思う生徒が多くなっていると聞いていました。体育祭が近づくにつれて練習にも熱が入ってきたようです。

(つづく)

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