[高等部通信9月号]学園長より~可能性の扉~1

2022年9月1日

1、はじめに

オミクロン株BA.5の感染拡大が深刻になっています。第7波のピークが8月3日(水)あたりと言われ、感染者数が最も多い時は東京が4万人弱、全国では25万人になりました。お盆明けは増加しましたが、現在は減少傾向にあり、9月下旬までに1日に2~3千人に落ち着くとの専門家の見解があります。また、第6波から子どもの感染が増えていて、ワクチン接種率が低く、子どもは大人と比べて「集団免疫」ができていないことが一因になっているとのことです。若年層の重症化リスクは低いとのことですが、高等部の皆さんは今まで同様、感染対策を万全にして外出の際は慎重に行動する必要があるでしょう。早い収束を心から祈っています。

高等部の生徒の皆様の中には、小学校や中学校で不登校を経験している生徒も多いので夏休みをきっかけに生活のリズムが崩れ、不安が強くなり登校することにためらいを覚えた経験を持っている人は少なくないはずです。

9月に入ると台風の季節になり、気圧の関係で精神的な不安定さが強くなると言われています。休校中に生活のリズムが崩れたり、配信や家庭での課題学習で勉強に対する悩みが強くなったり、今まで以上に学校生活に対する不安がストレスになり、学校再開前後にその気持ちが大きくなって不登校や行き渋りが生じる生徒が多くなりました。クラブ活動や学校行事の自粛から子どもたちも精神的に不安定でイライラを募らせている人たちが多く、些細なことでトラブルに発展するケースが多いようです。

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