2017年07月25日

[高等部通信7月号]学園長より~可能性の扉~②-1

2、SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)について   SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)のことを説明させていただきます。 「ソーシャルスキル」とは 対人関係や集団行動を上手に営んでいくための技能(スキル)のことです。言い換えれば、対人場面において、相手に適切に反応するために用いられる言… ▶ 続きを読む

2017年07月21日

[高等部通信7月号]学園長より~可能性の扉~①

1、はじめに 今年は例年並みの梅雨入りで6月7日に梅雨入りしました。以前にもこのブログでお伝えしたことがあったと思いますが、5月、6月は気候的にも精神的に不安定なる時期です。暑かったり、涼しかったりの気温の変化と晴れたり曇ったり雨降りだったりする気圧の変化に体が調整できずに、自律神経が崩れ、イライラ… ▶ 続きを読む

2017年07月18日

[高等部通信6月号]学園長より~可能性の扉~③-2

教科学習のつまずきにおいては、「先生の説明が、早口で何を言っているのかわからない。」「黒板に書くことが多く書くスピードも速いので、ノートに書きれず中学校の先生と違って待ってくれない。」など授業について行けず個々の配慮がないことを理由に挙げる生徒が、最も多いように思われます。次に学習内容が急に難しくな… ▶ 続きを読む

2017年07月13日

[高等部通信6月号]学園長より~可能性の扉~③-1

3、高等学校での学習について 連休が明けて、新入生は学校生活にも慣れ、いよいよ各学年とも前期学力考査の出題範囲にも重なるレポート課題を本格的に勉強に取り組まなければいけない時期になり、授業にも活気が帯びてきています。 全日制で授業に取り組んでいる通信制高校の学習センターなどの生徒は、単位認定基準とし… ▶ 続きを読む

2017年07月10日

[高等部通信6月号]学園長より~可能性の扉~②-2

しかし模擬店はクラスで運営している一つの企業なので、一人ひとりが利益の追求に対して経営者としての視点を持って、役割を持たせ臨機応変に接客対応するスキルが要求されてきます。お客さんによって言葉遣いや接客サービスを柔軟に変化させたり(お年寄りや幼児などに商品の提供の仕方を工夫など)、先を見越した柔軟な対… ▶ 続きを読む

2017年07月07日

[高等部通信6月号]学園長より~可能性の扉~②-1

2.ふじ祭りとキャリア教育の実践 4月23日(日)の藤まつりでは、今年も自然学園の玄関先で生徒による模擬店を出店させていただきました。1キロメートル以上にわたり、満開の藤棚が並ぶ藤通りに沿ってさまざまな模擬店が連なり、通りではパレードや趣向を凝らしたイベントで盛り上がり、春日部の市民にとっては、毎年… ▶ 続きを読む

2017年07月05日

[高等部通信6月号]学園長より~可能性の扉~①

1、 はじめに  6月に入るとさすがに晴天の日は少なく、くもりや夕方にかけて雨模様の日が多くなってきました。それに伴って湿度が高くなってきています。部屋の湿度計でも50%を超える日が多くなりました。 今年は例年並みの梅雨入りで6月2日から6月12日までの間の梅雨入りと予測されています。個人的には、雨… ▶ 続きを読む

2017年06月19日

[高等部通信5月号]学園長より~可能性の扉~⑦

5、終わりに このような彼らに関わる指導すべき立場の人の「気づき」のなさが彼らの不安を大きくしてこの時期の不登校や無気力に結び付いているのです。このことを踏まえて、彼らが行動しやすい規範を作ってあげて、それを彼らがわかりやすいように構造化、可視化し、行動パターンを彼らとの約束として般化させてあげれば… ▶ 続きを読む

2017年06月15日

[高等部通信5月号]学園長より~可能性の扉~⑥-2

学習性無気力の状態とは、漢字の習得ができないと一方的に叱責されたり、できないことを無理やりやらされたりして、その外的苦痛から逃れることができないときに生まれる未学習です。未学習とは苦手なことから意識的、無意識的に逃れようとして、経験し習得しなければいけない学習を身に付けることのできない状況を指します… ▶ 続きを読む

2017年06月12日

[高等部通信5月号]学園長より~可能性の扉~⑥-1

4、発達障害がある子どもたちの学ぶ力  高等部の入学説明会でも触れさせていただきましたが、発達障害のある子どもたちは、その特徴として認知の弱さや感覚的なアンバランスさがあると言われています。そして通常学級で授業についていけないことや学力不足の原因の一部としてこの認知の偏りが起因しているとされています… ▶ 続きを読む

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