中学部 稲刈りをしました

2021年9月30日

 9月8日水曜日に2学期始まって最初の行事、稲刈りを行いました。天気予報では天気が安定せず、実施できるがどうか危ぶまれていましたが、当日は見事な晴れ模様で、むしろとても暑い炎天下での稲刈りとなりました。

 稲刈りでは2人ペアになり、1人は鎌を使って稲を刈る仕事、もう1人は刈られた稲を決められた場所にきれいに積み上げる仕事を交代しながらこなしていきます。どの子たちも自分の役割をしっかりこなし、協力して稲刈りをすることができていました。

 1年生にとっては初めての稲刈りでした。ほとんどの子が稲刈りは初めてで、鎌を使うことも初めてでした。最初は初めて使う鎌に悪戦苦闘する姿もありましたが、先生の説明をよく聞き、最後には見事な手際で稲を刈る姿が見られました。中には2、3年生顔負けの活躍をする子もいたほどです。

 2、3年生は去年までの経験を生かし、「さすが先輩!」と思わせる素晴らしい働きぶりでした。初めての1年生をサポートする姿や、「どう運ぶと効率的か」を考えながら工夫する姿が見られました。田んぼの端から端までほとんど刈り上げてしまうほど手際よく仕事をこなし、刈られた稲をどんどん積み上げていきました。

 稲刈りが終わった後も、「まだ終わりたくない!」「もう一度最初からやりたい!」と訴えるほど、生徒たちは稲刈りを楽しんでくれました。

 午後は学年に分かれて振り返り活動を教室で行いました。中1では、今日刈った稲がどうやってみんなの食べるごはんになるのか、稲が育つまでに農家の人たちがどんなことをしているのか、そして農業を語る上で欠かせない農薬について学習しました。学習前は「有機栽培」や「無農薬」といった言葉を知らなかった子も「今度見てみようかな」と興味を示してくれていました。

 2学期は稲刈りだけではなく体育祭や思いやり収穫祭など行事がたくさんあります。今回の稲刈りで見せてくれた互いに協力し合いながら仕事をこなす素晴らしい姿をぜひ他の行事でも見せてもらいたいと思います。

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