中学部の日常

2011年2月15日

 中学部には個性豊かな生徒がそろっています。
明るい子、おとなしい子、気の強い子、優しい子、大人びた子、まだまだ幼さが残る子……。お昼ごはんを食べるときには、必ずクラス全員が揃うまで待っているような、仲間思いの子ども達です。
誰かが欠けているときに
「先に食べていていいよ」
と声をかけると、少し寂しそう。
全員が揃って、やっと教室全体に安堵した気配が広がります。
もちろん担任のことも待っていてくれて、時には授業をしている教室に迎えに来てくれることもあります。
そのまま、皆でトランプで遊んだり、時には怪談話に興じたりすることもあります。そんな時の子どもたちは、本気で目の前にあるものを楽しんでいます。
自然学園に来る前には、辛い思いや悲しい思いをたくさんしてきたのだろう子どもたち。けれど、そんな姿を見せることなく、彼ら・彼女達は毎日を笑顔で過ごしています。
きっとそれは、同じようにつらい思いをしてきた仲間がそばにいてくれるから。
私は中学部の子どもたちを見るたびに、友達の大切さ、素晴らしさを感じています。
そして、笑顔の周りには、いつも年齢に関係なく自然学園の仲間たちが集まってきます。小学部の子に慕われ、時には高等部のお兄さんお姉さんに助けられ、友達の輪は確実に広がっています。
その笑顔が曇ることないように、そして少しでも笑顔の時間が増えるように、見守り、サポートしていきたいと思います。
 
4月以降も新しい仲間がどんどん増える予定です。
by 河井
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