6月1日水曜日、自然学園中学部では農業体験学習としてじゃがいも掘りを行いました。田植えの時同様、春日部にあります野口農園様にご協力いただきました。前日までは雨でしたが、当日は快晴となり、とても良いコンディションでじゃがいも掘りを行うことができました。

去年も行ったじゃがいも掘りでしたが、つるや葉のついたじゃがいもを掘った経験は今年が初めてでした。大小様々なじゃがいもを見て、「先生！なんだこれ！こんなのあったよ！」と生徒たちは楽しそうにじゃがいもを掘り出しておりました。蝶やミミズにも興味津々で、自然の中での学習を全力で楽しむ生徒たちの姿がありました。

じゃがいも掘りの後は、野口農園様が用意して下さったポテトフライをみんなで食べました。「じゃがいもが甘いね！」と嬉しそうに味わっておりました。最後、農業体験学習の振り返りを行った時には、今日の体験で思い出に残ったできごとや、お土産のじゃがいもをどうやって食べたいかをみんなの前で発表してもらいました。いつもと違う場所、大勢の生徒の中で、発表を躊躇する生徒がほとんどでしたが、勇気を出して最初に手をあげて発表してくれたのは3年生の生徒でした。中学部最高学年として非常に立派でした。その生徒を皮切りに他の生徒たちもどんどん手をあげ、発表してくれました。

午前中のじゃがいも掘りの後、午後は通常の授業を行いました。午前中の疲れがありありと見える生徒が多い中、その疲れの中でも授業を頑張ろうとする生徒もおりました。中学生として本当に素晴らしい姿勢だと中学部担任として感動しました。

2学期は農業体験学習として稲刈り、そして体育祭や自然学園の学園祭である思いやり収穫祭など、大掛かりな行事が目白押しです。普段の学園生活では、行事に向けた様々な指導を行っております。行事が全力で楽しめるよう、これからの学園生活を頑張っていきましょう！

中学部担任：河邉