11月17日（金）、雨が降る中、小学部は埼玉県立歴史と民俗の博物館に行き、日本の暮らしの歴史を展示する常設展と藍染めハンカチ作りと絵巻物づくりを体験しました。社会科見学と同様、公共交通機関を利用した学園行事でしたが、社会科見学の時以上にルールやマナーをしっかりと守る様子が見られました。

日本の暮らしの歴史を展示する常設展では、児童たちが知る地域から出土した石器の破片や昔ながらの生活用品などを見学することで、自分たちの今の暮らしになるまでの成り立ちを考えることが出来ました。また、6年生児童は歴史分野の学習で身に付けた知識と照らし合わせながら、展示されている道具の名前やそれに関連する用語を確認しながら、見学をしていました。

藍染めハンカチ作りでは、博物館の人の指示に従いながら、自分だけのハンカチを作りました。ハンカチを染める作業、ハンカチを水できれいに洗い流し、作品として仕上げる作業などは丁寧さを求められていましたが、どの児童も落ち着いた様子で作業に取り組んでいました。絵巻物づくりではスタンプなどを利用して、自分のイメージする絵巻物を作りました。

今回の芸術文化鑑賞会は日本古来の文化が大きく関係する行事になりました。低学年の児童にとっては少し難しい部分もあったと思いますが、集中してよく取り組んでいたと思います。