小学部では初めて公共交通機関を利用して春日部市内牧公園へ遠足に行きました。内牧公園は数種類のアスレチック遊具があり、2021年にリニューアルされたばかりでした。

自然学園から近くのバス停に移動し、事前にチャージしたICカードを使ってバスに乗車しました。児童たちはバスの中でマナーを守って、静かに乗車していました。その姿はとても立派で、SSTの授業等で学んだことを遺憾なく発揮していることの証明でした。

内牧公園に到着し、昼食を食べました。どの児童も外で食べることに対しての拒否感はなく、楽しそうに会話しながら美味しいお弁当を食べました。ただ、虫がお弁当についたりするなどのハプニングはありましたが、そこから大きく気持ちが不安定になる児童はいませんでした。食べ終わると、さっそくアスレチック遊具を使用した活動に移りました。すごく長い滑り台を怖がる児童もいましたが、1回挑戦して楽しい気持ちになると、何度も何度も遊ぶことが出来ました。また、積極的な態度でアスレチック遊具での活動をする児童もいて、楽しいひと時を過ごせていました。一番、担任が嬉しかったのはこういった活動が苦手な児童が自分から支援を求め、アスレチック遊具で活動したことです。自分から怖いけど挑戦するという気持ちやその実現のための方法を考え、実行に移すことが出来た児童がいたのはとても素晴らしいことでした。