バンブー教室:バンブーだより2月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-5(1)
2026年2月21日
5、発達障害のお子様の中学入試および高校入試状況
(1)特別支援教育を必要としている子どもたちの中学入試の現状
発達障害傾向がある小学校の通常級で学んでいる8.8%に該当する特別支援教育を必要としている子どもたちは、凸凹の差は大きく衝動性や多動性はあるものの平均した知的レベルは高く勉強はすべて苦手とは言い難い子どもたちは多いと思います。まわりの子どもたちとの間でトラブルや問題行動が多い子どもたちは小学校の先生に特別支援学級を薦められがちです。または小学校の人間関係やいじめなどが理由で不登校になっているような子どもたちは、同じ地域の中学校の進学をためらっている子も少なくありません。
中堅校以下の私立中学校は比較的ご家庭での経済力に恵まれていて、一般的に言う育ちの良い子が多いので「のんびり型」のお子様が多く通う中高一貫の私立中学校の多いことが一つあります。地域の学校や人間関係から離れて、「6年間一貫の競争原理が少ない、のんびりした学校でじっくり苦手な勉強をやり直したいと考えている」「自分に合った友だちを多く作りたいと考えている」と言った保護者のお話を聞くことがあります。また新しいICT教育や充実した施設が魅力であるメリットも私立中学校にはあります。もちろん学校次第なのですが、いくつかの私立中学校の説明会や学校見学に参加していく中で私立の中学入試を考えている人の数が多くなっている事実があります。
私立中学入試は学校の偏差値や難易度関係なく入試に関しては広範囲にわたった小学校の指導要領に沿った出題傾向があり、そこが凸凹のある子どもたちの大きな障壁になっている現状があります。
たとえば発達のつまずきがある子どもたちの中にはLD(学習障害)傾向のお子様が多くいます。計算や推論などの困難さは数のイメージや量、大きさ、重さなどの感覚が掴みにくいことからくる数処理、数概念的つまずきです。このつまずきから算数でも計算が複雑になると全く太刀打ちできなくなる人や計算ができても文章題になると全く計算式に結び付くイメージが湧かない人や図形や立体、体積などの問題が全くできない人など凸凹があることによってできない問題も生じてきます。
ですが、すべての算数の問題が解答出来ないわけではありません。たとえば濃度、分配算、つるかめ算、速さ、過不足算、旅人算、割合、平均等の小学校で習う基礎的な課題の計算式さえ暗記していれば、文章を読んで、対応する計算式に数字を当てはめていくことで容易に解法できる問題は多いのです。
ほとんどの中学校で最初の課題で出題される計算問題は中堅校以下の学校ではそれほど複雑ではありません。基礎的な計算方法を継時的に順番に従い計算をすすめれば解答できる問題が多いのです。これらの問題は練習量を熟せば得点として結びつけることができるでしょう。計算式が覚えられない人はまず計算表を横に置きながら実践的に学習することで問題が解けるようになるでしょう。
同じことが国語でも言えるでしょう。文章題での物語文や説明文などの読解問題は言語のワーキングメモリが弱いことで、どのような答えを記述したらよいかわからない人は多いでしょう。でも慣用句やことわざ、故事成語、漢字の読み、敬語などは出題傾向に合わせて覚えてしまえば答えられる課題は多くあります。このように自然学園バンブー教室では、今までの認知発達のつまずきに対応した学習指導を生かしながら、発達のつまずきがある子どもたちが得点できる課題を得点できる方法で得点を積み重ねる受験指導を新しい中学入試対策コースで実践します。受験校にあわせた指導は個別学習クラスで受講できます。
いざ中学入試になるとあまりにも勉強する範囲が広範囲にわたり、暗記しなければいけに項目も多く、すでにさじを投げている人たちも多いことでしょう。また実際に過去3年ぐらいの過去問題を解いてみるできない問題も多く、焦ってしまった人もいるでしょう。
中学入試の場合は難易度が高くない学校でも入試の出題範囲が限定していることや問題のレベルが極端に低いことはありません。だからこそあきらめてしまう人や投げやりになってしまう人も多いでしょう。難易度が高くない学校程、過去問を分析することで出題傾向が絞られる入試問題が多くなります。毎年必ず出題される問題で自分自身の苦手な課題を消去しても努力すれば解答できる問題は必ずあります。その問題にフォーカスして得点アップをめざす中学入試対策を個別学習コースで実施しています。夏期、冬期、春期講習では中学入試対策コースを設けています。いよいよ今まで勉強して覚えたことを整理して、本番の入試で知識が出し入れできるようになるまで実力をつけていかなければいけません。また、毎年合否を左右する作業実技や面談をいかに評点高くクリアできるかは、直前の入念な準備いかんです。どのような質問のされ方でも答えが導き出せるように類似問題の演習を積み重ねなければいけません。
バンブー教室では過去3年分のオリジナル模試を用意しています。本番さながらの練習を重ねることで、気持ちにゆとりが生まれ本番のイージーミスを少なくします。基礎的な知識の確立と類似問題の演習を重ねて、1度やったことのある問題を1題でも多くして、その問題は確実に得点できるようにしていくのがこれからの受験勉強のコツです。そして応用問題の大問より、基礎問題、計算問題、漢字、語彙など確実に得点になる問題に対応できる基礎知識を確立することが重要になります。





