高等部:高等部通信1月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-3(5)
2026年1月11日
(5)効果的な学習方法
①やるべき問題を限定し、難しくできない問題はやらない
学校や塾から渡された学習課題をすべてやる必要はありません。できる課題のみ絞って、消化する課題を限定してください。大体一つの課題が飽きの来ない20分程度でできる課題で休憩を挟んで3つの課題ずつ、6課題ぐらいを目安に計画を立ててください。教科で言うと2,3教科が理想です。その中で最近取り組み、できるようになった課題を1、2課題、何回か演習することで定着した課題を2,3課題、得意とする自信をもってできる課題が1,2課題を目安に構成し、最後はできる課題をやり切っていい印象で気分よく学習を終わらせることが大切です。次の学習意欲につながってきます。
②読む、書くなど認知のつまずきが起因して対応できない課題は、それを補助する支援を導入する。
読むことが苦手な生徒には、文字を大きくする、アンダーラインを読みづらい文に入れる、文章をタブレットのアプリに落とし込み音声化して聞くことで文章を理解する。書くことに苦手な生徒は解答欄を大きくする。解答欄に目安になる縦横の罫線を入れる。解答をパソコンで打ち込むなどの支援を事前に相談し合理的な配慮を申し入れる。記述問題はやらず選択問題を中心に取り組む。
③スケジュール表で今日やる課題を確認し、始まりと終わりを明確にする。
予定した順番で消化し、一つの課題が終わるごとにスケジュール表で確認し、終了に見通しをつける。1課題にかかる時間を前もって決めて置き時計のタイマーをセットして置く。時間内に終わらない難しい課題はやらない。(消化する課題に迷ったら。バンブー教室の担当者に相談してください。)
④多動行動や飽き、注意散漫に対する支援方法
課題に取り組んでいるときに他のことを考え、やりたくなったら、何がやりたくなったのか書き出させ、終了まで持てないのかを1日のスケジュール表と学習予定表での終了見通しを確認させたうえで課題の優先を納得させる。(簡単な体操や机の上の整理や消しゴムのカスの掃除など代用行動を勧めることも効果的です。)
⑤できたことの充実感を体験させ自己肯定感を高める
予定通りの学習が終了したら、そのことを評価し、ご褒美として事前に取り決めた約束を実行してあげる。そのためには課題の選択がとても大事になります。
⑥無理のないスモールステップを課題として提示して毎日の学習をルーティーンワークとし習慣化させる。
(4)と(5)が実行できれば、上記したように繰り返しの反復学習が家庭学習で学んだ短期記憶の情報がリハーサルされ、長期記憶として保存され必ず学力として結果がついてくると思います。このことが自信になり自己肯定感の向上及び学習意欲としてつながってきます。





