高等部:高等部通信3月号 学園長ブログ~可能性のとびら~-6
2026年3月15日
6、後期学力考査
1、2年生の皆さんは試験を終えて、無事成績も出たことにホッとした人もいるでしょう。前期学力考査の結果を踏まえて、今回はさらに頑張った人が多かったように思います。読むこと、書くことが苦手な人の中には、試験にかなりのコンプレックスを抱えている人もいるでしょう。学習は本来、結果を人に評価されて人と比較されるために身に付けるものではありません。自分のために行うものです。義務教育課程と違い、高校の場合は自分自身の責任で学問を修めることで就学が成立します。高等学校での修学(授業や学習課題、学力考査を含む)は単位認定に直接結びつくものなのです。単位認定とは、卒業するために必要な履修教科の学習が規定通りに修得できたことが認定されたことを指します。認定数の合計が3年間以上の在籍で74単位以上とることで高校卒業資格が得られます。全日制の高校の場合は、学年ごとに取得認定数が決められているので、不足した場合は進級や卒業ができない場合があります。そのための大きな基準が授業の出席日数と学力考査の結果になるわけです。現在は、通信制高校および技能連携校はスクーリングの出席やレポート提出の有無の管理に関しての厳格化を、教育委員会から指導を受けるようになっています。多様化による生徒の学力の差異に対して柔軟かつ弾力的な対応も求められるようになっています。
評価に関しては、各教科の合格点は30点に設定しています。多少教科によっても異なりますが、一人ひとりのつまずきごとに合理的配慮をしたうえで提示したテスト内容の得点が基礎となり、5段階の基準で決定しますが、当然レポートの提出状況や授業の出席状況及び授業態度が評価に加わります。授業の出席日数は全日制高校と違い、各教科における授業時間数の内3分の1の欠課時数での足切りはありませんが、通信制高校に定められたスクーリングの出席日数の下限を満たすことは単位認定の条件になります。前期・後期学力考査の結果を踏まえて学年の評定が決定します。大学に推薦で進学したいと考えている人は3学年の評定平均値がその基準になります。
1年生はもちろんのこと、2年生も小、中学校のような義務教育課程とは異なる意識、姿勢をもって単位の認定を目標に学習に臨んだことと思っています。評価されることや試験が苦手で中学校時代に受験できなかった生徒も勇気を振り絞って自分のつまずきや弱さと向き合って戦ってきたはずです。皆さん本当によく頑張りました。





